Arbor Networksが2015年第2四半期のグローバルDDoS攻撃データを公開

Arbor Networksは、2015年第2四半期のグローバルDDoS攻撃データを公開し、平均的なDDoS攻撃の規模が、ビット/秒(bps)とパケット/秒(pps)の両面で著しく拡大していることを明らかにした。 第2四半期に報告された最大の攻撃は、196GB/秒のUDPフラッド攻撃で、これは大規模で近年、一般的になりつつある規模のもの。エンタープライズネットワークにとって最大の懸念事項は、平均的な攻撃の規模が拡大していることだ。第2四半期にはすべての攻撃のうち21%が1GB/秒を超えたが、最も増加が顕著だったのは、2~10GB/秒の攻撃だった。しかし、6月は主に米国とカナダを対象とした50~100GB/秒のSYNフラッド攻撃も大幅な増加がみられた。 Arbor Networksのセキュリティ技術主任であるDarren Anstee氏は「大規模攻撃が話題を集める一方で、実際に全世界の企業が懸念しているのは、平均的なDDoS攻撃の規模が拡大している点だ。また、DDoSに関して、各企業がそれぞれのビジネスリスクを明確に定義する必要がある。平均的な攻撃でも多くの企業の通信を過負荷状態に陥らせることができるため、攻撃のリスクとコストについて理解し、適切な計画とサービス、ソリューションを導入することが不可欠だ」と語る。 一部には、SSDPを利用した反射・増幅攻撃の勢いが若干減少しているという兆候もあり、第2四半期に追跡された数は84,000件(第4四半期のレベルと同様)で、第1四半期の126,000件より減少した。2015年第2四半期には、DNS、NTP、SSDPとChargenの反射/増幅攻撃の平均的な規模はすべて拡大している。第2四半期における反復攻撃の50%は、UDPポート80(HTTP/U)を対象としたもので、反復攻撃の平均継続時間は20分間(第1四半期は19分間)だった。

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