顧客管理

アジアのCMOへ高まる4つの要求

 デジタルマーケティングエージェンシー、レイザーフィッシュによる新たなグローバル調査の中間報告よると、アジアの消費者はテクノロジー所有率・使用率が高く、またブランド、eコマース、モバイルアプリ、テクノロジーに比較的大きな期待を抱いている。

 レイザーフィッシュによれば、アジアのCMO(マーケティング最高責任者)やマーケティング担当者は、テクノロジー主導の消費者の期待に応えるため、一層革新的・先進的な思考を持つ必要がある。

「テクノロジーを所有する消費者に応えるため、消費者主体の便利で魅力的な顧客経験を創出し、アジアの消費者の期待に応えることが、CMOに求められています」レイザーフィッシュ・アジア太平洋地域上級副社長、Erik Hermanson氏は述べた。「携帯端末やeコマースに関して言えば、賢明なマーケティング担当者は、ブランドの与える顧客経験と企業の収益とが直結するようにしています」

 以下は来月発表予定の報告書からの抜粋である。

世界的に見ても高いテクノロジーへの要求、早期の導入

 中国の消費者はテクノロジーへの要求が高く、日常生活における技術革新やライフスタイルの変化を歓迎している。中国の消費者には、「インターネットを使用して家財道具の管理をしたい」と考えている人が比較的多い。(中国で84%、イギリスで52%)

消費者主体で利便性の高いブランドが成功する

 アジアの消費者には、面白いブランドよりも、利便性の高いブランドを好む傾向が顕著だ。利便性の高いブランドは、面白いブランドよりも好まれる。(イギリス 79%、アメリカ 51%、ブラジル 81%、中国 88%)

看過し難い、eコマースの推進力

 アジアの消費者の大半が、ショッピングを全てオンラインで済ませたいと考えている。オンラインショッピングを好むアジアの消費者の割合は、アメリカでの割合の倍近い。(中国の消費者の82%が、「買い物を全てをオンラインで済ませたい」と回答したのに対し、アメリカの消費者では49%に留まった)

モバイルコマースは顧客を固定化させる

 ブランド独自のアプリを使用するモバイルコマースは、顧客を固定化させ、ショールーミングによる損失への対策となり得る。中国の消費者の大半が、携帯電話は店舗にいる際に使用できる最重要のショッピング・ツールであると考えている。(ブランドの専用モバイルアプリを使いたいという消費者は、イギリスで全体の半数以下なのに対し、中国では約80%)

 

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