ダークデータへの光の解明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真説明: 

Harald Collet氏(ブルームバーグのBloomberg Vaultにおけるグローバル部門の部長)

ガートナーはダークデータを組織が普段のビジネスにおいて収集し、処理し、保管している情報資産と定義している。さらに、これらの情報は一般的に他の目的(例えば、分析やビジネスリレーションシップ、直接的な収益など)に活用できないでいる。

銀行や金融機関は管理され、サイバーセキュリティーや法的なeDiscovery (電子証拠開示制度)への対応など、様々なコンプライアンスの要求を満たすのを助ける必要がある。

Fintech InnovationがブルームバーグのBloomberg Vaultにおけるグローバル部門の部長であるHarald Colletとダークデータがどの様に金融サービス産業において進展しているのかということについて話をするために、彼と話をする機会を得たBloomberg Vaultはブルームバーグ・エンタープライズ・ソリューションの1部門で、金融サービスやメッセージの記録、eDiscovery (電子証拠開示制度)、監視、商業の再構築が優れており、これらに則った制度を提供している。

Fintech Innovation: あなたの考えでは、金融サービス産業においてダークデータはどれくらい深刻な問題でしょうか?

 

Harald Collet: Bloomberg Vaultはセキュリティについて最も意識し、制限している垂直業界の1つである。また金融サービスの組織に機敏なデータがあることは、また特にそのデータが置き去りにされていると、この事はかなり大きなリスクであることを示している。場外取引で作成されるすべての機敏なデータについて考えただけでも、粗利益/担保の記録、お金の流れの分析、契約締結、顧客、取引の成立、クレジットサポート/契約の契約条件、評価過程などに関するデータが挙げられ、機敏なデータがあることは大きなリスクであることをすぐに思い浮かべることができる。もし自分が持っている情報を適切に処理できなければ、規制の重荷が突然のしかかかり、その影響は深刻である。我々がここで話しているのはお金の損失や風評被害(例えばノンコンプライアンスやITのセキュリティ違反による罰金など)のことである。

 

ダークデータ管理についてどのようにお考えでしょうか?どのように金融サービス組織はこれに対応すべきでしょうか?

Harald Collet: クラウドとコラボしたサービスと社内の両方におけるダークデータの問題に立ち向かっている顧客に対して非常に関心がある。容量を変えることができる革新的なテクノロジーのアプローチが本当に必要だ。つまり、グローバルな組織は、調査し、分析し、共有ファイルやクラウリポジトリにおけるダークデータを取り戻す能力はそのビジネスに合った融通の効いたソリューションを必要としているのだ。

ハイブリッドの配置モデルはソリューションを手早く統合する最もよく使われいる方法の1つである。我々はすべての困難な仕事を引き受けている。これにより、消費者は彼らのビジネスを続けることができるのだ。

前に目を向けることで、幾つかの傾向が明白になっている。爆発的にデータが増えていることにはすぐには歯止めがかからなく、これにより国際的な規制環境はより規制されるようになるだろう。これには企業が彼らのすべでのデータを管理できるという期待がある。これらの動きを無視すると、代償が高くつくかもしれなく、ビジネスにより大きな重荷になる前に、データ資産を作る方がいい。

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上部では、我々はビックデータ管理のためのテクノロジーの発展において転機に立っている。我々は今では、規制会社によって企業にある構造化されていないデータを洗練されたビジネスの決定につながる価値のある資産に変えることができるテクノロジーのツールを持っている。

Fintech Innovation: データ管理におけるトップ3の問題を挙げてもらえないでしょうか?(ここでも金融サービスに特化したダータ管理について説明して下さい。)

データセキュリティ:データの断片化のために、特に構造化されていないデータに関して、どんなデータを持っているか分からない時、データのセキュリティを管理することはとても難しい。
データ量の増加:多くの産業の分析家は概して、企業内の構造化されていないデータ量は2年で2倍に増えるというだろう。我々は莫大な量の情報を生み出すことができるのだ。しかしその情報を支配し、管理するテクノロジーが欠けている。多くのデータ形式(ボイス、ビデオ、オーディオ、eメール、チャットなど)が生み出されていて、これらすべてを合わせる能力はオペレーショナルリスクになっている。
定期的に変化する規制の状況:規制する人たちは、例えば、構造化されたデータと構造化されていないデータを合わせる必要がある場合に、取引のエンドツーエンドのサイクルを合わせ、調査する能力に焦点を当てている。異なるタイプのデータを縦割りに保管しているビジネスにとってこれは、どんな時でも規制のにすべてが引っかかってしまう可能性があるので、大きな問題である。

Fintech Innovation:金融サービス企業にとってデータ管理はどの様に変化しているのでしょうか?

Harald Collet: データは我々の産業にとって核となるもので、新しいグローバルな規制環境においてデータは様々な形で経営幹部が担当するようになっている。普通は構造化されたデータに注意が向けられるが、取引や市場データ、エンティティ・データなどの構造化されていないデータが多くの企業にとって急所を示すことになるかもしれない。社員がeメールやインスタントメッセージ(IM)、ソーシャルメディア、ファイル、文書、コラボレーション・ツールなどの幅広いチャンネルで、これまで以上に構造化されていない内容を作成、送信し、保管しているのだ。多くの企業はeメールなどの社員のコミュニケーションデータを管理し始めている一方、限りないファイルやドキュメント・リポジトリなどは完全に管理されないままになっている。金融サービス企業において、これらの「ダークデータ」がeメールやファイルの共有、ソーシャルメディア、共有プラットフォーム、モーバイル、クラウドリポジトリによって配信されると、より複雑になる。これにより、ITの新しいセキュリティの問題が起こり、コンプライアンスや法的部門にとって頭痛の種になっているのだ。

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金融サービス産業のどのセクションでも規制が増え、市場の規制乱用の需要を満たすため、企業内でより優れた監視や構造化されたデータとそうでないでデータの両方の巧みな処理がこれまでになく必要になっている。取引のデータなどの構造化されたデータはもう何年も規制され、一般的にはデータベースの枠組みで管理されている。eメールやIM、ファイル、ボイスデータなどの社内で人によって生み出されたデータは検索し、処理するのが大変難しくなっている。今では、規制者は多くの企業に完全な取引のサイクルを再構築することで透明性を提供し、データを管理することを要求している。完全な取引のサイクルは取引と相手方のデータ、すべての取引に関係したコミュニケーション、取引の文書を統合したリアルタイムシステムの引き金になる。

Fintech Innovation: 金融サービス企業における現在のデータ管理の実施方法にはどのようなものがあるのでしょうか?その方法は銀行や投資、保険会社とは異なるのでしょうか?

Harald Collet: 金融企業は一般的にデータを保管し、規制者が読みやすく、検索しやすいようにしている。これはCFTCやSEC、UK FCA、SFC、HKMA、MASからの要求に関する新しい規制権限であるが、、これは素早く移り変わる環境でのコンプライアンスに関する問題が増えることにつながっている。コンプライアンスのレベルは異なる。バイサイトの企業や保険会社は規制への意識がより少ないが、多くの企業は彼らのデータに対して、厳しいコンプライアンスの方針を打ち出す必要がある。

データ管理のはっきりした課題が流動資産や資本管理、報告、コンプライアンスにおいて出てきるにも関わらず、ドット・フランク法やボルカー、バーゼル、金融商品市場指令(MIFID)などのグローバルな規制や権限の乱用はそれぞれの企業に異なる形で衝撃を与えている。

特に市場における不正行為を防ぐためのリアルタイムの方針管理(防止と探知)、記録保持やeDiscoveryのために、より優れた、またコストの効率がいいデータ管理の必要性があるため、エンドツーエンド・ソリューションの採用が増えてきている。

今日では、テクノロジー・ソリューションが企業がデータを効率良く、またこれまで以上に賢く管理し、分析するためにクラウドを活用するのに役に立っている。